７．群馬県（上州弁）2009.4.9

上州弁

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日本の人はさ、まじめに話し合って決めた国会の人なんかを代表にして動くンだぃね。
うちんちと、うちらの子どもやら孫やら、その先の世代の子らのためにさぁ、
他の国んちの人たちと仲良くやってって、
自分の国の端から端まで自由でいっぱいにしたいんさ。
国のやることでまた戦争が起こったら酷いことになるんべから、
そうならねぇよーに気持ち固めねぇといけねぇしよ、
国民が中心になって日本を治めるってことで言い切ってハー決めたんさね。

そもそも国を治めるんはさ、国民が信頼した役人に任せてるんだから、
実際に決めるんはぶっちゃけ国民なんさね。
そーゆんで決まったことは役人さんがやってって、
それによって得られたもんは、国民が受け取るんさ。
これが人々のあいだでずっと変わらねぇ、まことのことでのぅ、
それに基づいて、こういうんに逆らう憲法やら法令やら
天皇陛下の言うことなんかをなぁ、ぜーんぶ、ぶちゃっとく。

日本の人はの、これからもずーっと、おぉかおこんじょしたりとか、
いがみあったりとかすることのない世の中だといいんねって願いつつの、
みんながみぃんな、おんなじくれぇ理想を高く持っての、
おんなじにように仲良くできたらっていいべなって思ってる他の国のの、
みんなの真っ直ぐな気持ちを信じることでのぅ、
うちらも安心して暮らせるようにしていくんべかって、強く思わぃね。
うちらは、おこんじょしたりだとか、いがみあったりだとかは、
しねぇように心がけての、まーず自分勝手に決めたりのぉ、
おこんじょの言いなりになったり、
権力や武力で押さえつけたりだとかな、
度量のちいせぇこと言っておーかいろいろかんましたり、
そういうんを地上からなくすように、
ハーながいこと頑張っていってる他の国にのぅ、
おっついていきたいんなーって、思うんさネ。
うちらは、いろんな国に居る人々が、
みぃんなおんなじよーに、えっれぇ恐ぇ思いしたりだとか、
貧しかったりだとかしねーでのぅ、さらにはの、
おこんじょしたり、いがみあったりだとかしねぇように
生きてく権利があるってことを、知ってるつもりなんだぃな。

うちらはのぅ、まーずどこの国でもそうなんだけど、
じぶんちの国のことだけを考えて他の国をシカトしてたら駄目だと思うしのぅ、
国を治めるために正しいことをするんはさ、
どこんちも絶対に変わんねぇもんだかンねぇ、
この法則のとおりにするンはさ、
他の国とおんなじ目線で話し合うんべって思ってるめいめいの国が、
果たさなきゃなんねぇ努めでないんかぃねって思うんヨ。
それは、うちんちの国が、他んちの国から
おぉかいろいろ言われたりしねーで、自分らで考えて決めることが
出来るようにするためでもあるんだぃな。

この国、日本の人は（わ）ぃの、国のめんつにかけての、
全部のチカラァ出し切って、こーゆう、いいんなぁって思ってる事やら、
ねらってることやなんかを、ぜーんぶやってやるんべって誓うんだぃのぅ。

訳者：かないあさん

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